2024/02/15
2023年8月、高齢者向けのRSウイルスワクチン(アレックスビー筋注用)が新たに承認されました。RSウイルスは子どもの気管支炎や肺炎の原因として有名で、特に生後まもない赤ちゃんでは重症になることがあり、「子どもの病気」と思われがちですが、アメリカでは毎年6,000-10,000人の高齢者がRSウイルスで死亡しています。入院した場合の死亡率は5%程度ですが、肺気腫(COPD)・喘息・心不全・脳こうそく・脳出血・糖尿病・慢性腎臓病などの持病があると、死亡率は高くなります。
現時点で発表されているデータによると、RSウイルスワクチンの接種で高齢者のRSウイルスでの入院や重症化が4分の1に減ります。アレックスビー筋注は60歳以上の方が対象の、RSウイルス感染症を予防するためのワクチンで、筋肉注射で1回接種します。
費用25,500円です。ご希望の方は要予約になりますので、ご連絡お願い致します。